Windows 11だとLACPを組むのが難しそう

いよいよWindows 10だったメインマシンも11に移行したのだが、その際にNICチームが組めなくなってしまった話。
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メインマシンをWindows 10からWindows 11へアップグレードしたところ、PROSetで組んでいたNICチームがリンクアップしなくなった。おや、と思ってPROSet Adapter Configuration Utilityでつついてみると、チームの作成・削除はできるが、チームの有効化ができない。

調べてみると、どうやらIntelはPROSet/ANSによるチーミングをWindows 11には提供していないらしい

元がLACP構成だったので、とりあえずスイッチ側の設定を変更しなくてもチームをバラすだけで問題なく動く状態にはなった。

ただ、これだと単純にActive-StandByみたいなもんで、わざわざ2つめのNICを挿している意味が薄い。いやまぁLACPでも分散がイマイチだとあんまり効率良くならないし、多分言うほど帯域に影響なかったんじゃないかとは思うんだけど。

Windows EnterpriseならWindowsに組み込みのLBFOが使えるかな?とも思ったが、調べる限りServerじゃないとLBFOの組み込みはできない様子(mslbfoprovider.sysを適切に移植してくりゃあ動くらしいが当然ライセンス違反だろう)。

で、SETなら使えるんだろうか、と試しにvSwitchを作成してみたが、これもエラーになる。もっともVMを建てないのでSETは意味が無いのだが……。

うん、まぁスイッチ間はともかく端末とスイッチ間のLACPはほぼ気分の問題ということであきらめるか。

……ところでこの状態からのPROSet Adapter Configuration Utilityのアンインストールはどうやればいいんだろうか……。Advanced Network ServicesドライバのINFにはそれらしい項目ないし、ACUのインストール先にもアンインストーラらしいものはないし……。