大槻さんの備忘録

ふぁぼるぞ

「彼」の紹介。(2/3)

結局「彼」とは何者で「オスカー」とは誰なのか、をまだ説明していなかったので、ちゃんと書き記しておこう。
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先日の記事

「オスカーって誰」という方は、こちらをどうぞ。

と書き付けておきながら、結局「彼」と「オスカー」の関係をまだ説明していなかったので、7年越しに、3本立ての記事の2本めを書き付けておこう。

まだ読んでいないよ、という方は前回を読んでおくといいかもしれない。

さて。前回では、「彼」がもともと僕自身をイラストの中の世界に入り込ませるためのアバターであったこと、そして、そんな起源を持つにも拘わらず「彼」がやがて僕と併存するパートナーとして個を持つようになったことを明かした。

前回の記事で僕自身を写している例として挙げた3枚目の画像は2005年1月のものだが、実はその半年以上前、2004年6月に、ヒトの姿の僕と向かい合っている絵が存在する。「彼」が生まれたのは2003年12月であるので、「彼」はおよそ半年強で僕という存在の枠の中からすっかり抜け出しつつ、そのくせその後も僕自身を写すという二重生活を続けていたことになる。

このあたりの時系列は記憶が曖昧なのだが、とにかく、僕から分離して個を得た以上、「彼」には個としての名前が必要になった。

といっても、この頃の「彼」にはまだ僕の分身という役割があったので、僕は「Otsuki」と同じ「O」をイニシャルに持つ名前を与えることにした。そうして辞書のOのページをひたすらをめくって選ばれた名前が「Oscar」――仮名で書けば「オスカー」であった

当然のことであるが、名前を得てしまった彼は、そこから急速にキャラクターとしての独立を強めていくことになる。そして前述したように、僕とは独立した存在としてヒトの姿の僕自身と掛け合いをすることもでき、同時にまた僕自身としても存在できるという、なんともご都合主義的な存在となった。

そしてそのご都合主義の極みとして、彼にもう一つ、新たな設定が加えられることになる……。