第九の季節になりました
どういうわけか日本の年末年始には第九がつきものですね。
で、第九といえば。
第四楽章で合唱に入る前、テノールのソリストが歌い上げる「おお、友よ!この調べではない!」ってあるじゃないですか。 元の詩には存在しなくて、ベートーヴェンが書き足した部分。そこまで3楽章ちょい積み重ねてきた音楽を否定して、合唱を招き入れる部分。
あれ、誰の立場から、どういう構成で言ってるんですかね。
シラーのAn die Freudeを、同じ主題を器楽で表現しようとしたがしきれなかったベートーヴェンが、シラーの詩を賛美し取り入れるという構成なのか、はたまた、そこまでの器楽とは別に関係なくて、シラーの詩の一部として組み入れられ、シラーと一体化して詩の立場から、ソロが合唱を呼び込む姿によってAlle Menschen werden Brüderを象徴しようとしているのか、あるいは……。
うーん、どっかに文献とか残ってるんだろうか。