OLEDなモニタを買った
ブラックフライデーとは関係なく、以前から狙っていた15.6インチのOLEDタッチパネルディスプレイがたまたまAliやヨドをぐっと下回る底値を付けていたので買った。
VESA穴付き、タッチパネル搭載、OLED、15インチ以上、を満たす数少ない商品のなかの1つだ。「VESA穴を真っ先に上げているということは、モバイル用途以外だな」というのはお察しの通り。ざっくりいうとキオスク端末的に使う目的だ。
キオスク端末的に使う機器は、スケジュールされたタイマーによって自動で電源オン・オフし、非使用時は真っ黒な画面([ブランク]スクリーン セーバー)を出しておくのだが、液晶だと真っ暗な画面でも光るのだ。
タイマーによるシャットダウンが発生するのは生活時間帯が終わってからなので、消灯時刻を迎えてもしばらくは画面が光り続けてしまう。これが本当にやっかいで、黒を完全な消灯で表現するOLEDを採用することにした。これで就寝前の消灯後も安らかに過ごせる。
「欠点だな」と思うのは、VESA穴が75mmピッチのくせに画面中心ではなく筐体下部にあること。普通のVESAマウンタは75mm/100mm両対応なので、100mm対応分がディスプレイの下にはみ出すのだ。そのうち気が向いたらメディアキーか何かをマウントしようと思ってはいるが。
別に4K解像度はいらんかったんだが、なんかOLEDはサブピクセル配置が違うせいなのか、あるいはどこかの大口量産品と共通仕様でパネルの調達コストを抑えているのか、FHDの製品とかは逆に存在しない。液晶を採用しているやつならFHDかつ安価なのがいっぱいあるので、画面の完全消灯を求めていないのならそっちをお勧めする。