ソフトバンクモバイルはこの夏プリモバイルにさらにWindows Mobileを投入する気でもあるのだろうか?

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ソフトバンクモバイル新商品発表会 2012 Summer | ソフトバンクモバイルを参照すると、ページ下部に商標についての表示がある。おそらくは同発表会内あるいは発表会後の当該ページにて言及される商標についての表示だろう。

さて、ここにずらりと並ぶたくさんの商標に混ざって、

  • Microsoft、Windows、PowerPoint、Excel、Windows Mobile、Windows Media、OneNote、Outlook、Internet Explorer、Windows Vista は、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標です。
  • Windows は Microsoft Windows operating system の略称として表記しています。

という表記が見える。WindowsとWindows Vistaへの言及は、おそらく他のサービスなどの対応プラットフォームとして言及されるものだろう。気になるのは、ここに含まれているその他の商標、とくにWindows Mobileである。なぜソフトバンクモバイルは夏の新商品発表会でWindows Mobileに、それもその搭載するソフトウェア群も併せて言及するのだろうか?

期待*1したくなるのはWindows Phoneの投入である。Windows Phoneは商標化されていない*2し、Windows Phoneに言及する際にWindows Mobileに触れることは不自然ではない。

しかし、搭載ソフトウェアまで併せて言及されるからには、おそらくスペック表が提示されるのだろう。それならば、そこにXbox LIVEやWindows Live、Zuneが記載されていないのは納得がいかない*3し、そもそも事前に端末情報のリークが全くないなど考えにくい。

となると、やはり言及されるのはWindows Mobileということになる。それも、スペック表が提示されるレベルの言及である*4。まさか新商品発表会でこれまでのスマートフォン製品を詳細に振り返ることもないだろう。

…と考えていくと、Windows Mobile端末が夏の新商品扱いで投入される可能性も見えてくる。ソフトバンクモバイルには、たとえばX02Tと同じ2009年冬-2010年春モデルで、現在のプリモバイルのラインナップのほとんどを占めるサムスン製であるX01SCなど、まだプリモバイルに投入していないWindows Mobile端末が存在する。

だが、これらの端末がプリモバイルに投入されるときに、新商品扱いされるのだろうか?もし仮に新商品扱いされるとして、大事な新商品発表会の場に持ち出すだろうか?正直に言って、そういうことをするとは思えない。実は、今までの発表会の際に使ってきた商標関連の表示をそのまま加筆しながら使い続けているだけなのではないだろうか?

真相が明らかになるのは5月29日。まだまだ先のことであるが、期待せずに待っておこう。 #ステマ

*1:といってもソフトバンクモバイルへの期待がどれほどかは知らないが

*2:そのほか、WordやExchangeも商標化されていない。商標の一覧はMicrosoft Trademark & Brand Guidelines | Trademarksにある。

*3:Windows Mobile向けのMy PhoneやMarketplaceがすでに終了していることもあり、Windows Liveの利用は事実上必須ではない。

*4:他の製品のドキュメントビューアやソフトウェア、サービス連携でOutlookとOneNote、Windows Mediaまでもが言及される可能性は低いだろう。