最近のWindows ServerはCore→GUIができないらしい

Windows Server 2012 R2から2025へのインプレースアップグレードをやろうとして変なところでつまづいたのでメモ。
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Windows Server 2012 R2から2025へのインプレースアップグレードをやろうとして変なところでつまづいたのでメモ。といってもこのメモのシチュエーションにもう一度あたることはなさそうだが……。

何が起きたか

Windows Server 2012 R2 (Coreインストール)を2025にインプレースアップグレードしようとしたところ、Coreインストールが選択できなかった(Coreインストールを選択する場合はクリーンインストールのみが選択可能だった)。

原因と対処

当該サーバは、デバイスドライバのセットアップに苦戦した際、デバイス マネージャーを使う目的でServer-Gui-Mgmt-Infraをインストールしていた。 どうやら2016以降はこのパッケージが存在せず、CoreとGUIインストールを切り替えられないらしい。

というわけで、Coreインストールに存在しないコンポーネントが邪魔なのだろうと判断しServer-Gui-Mgmt-Infraをアンインストールしたところ、無事にCoreインストールへのインプレースアップグレードが実施できた。

余談

もっとも、このサーバは構築途中だったこともあり、また後日書くであろうところで苦戦していたので、その後結局ワイプしてクリーンインストールすることになるのだが……。

もっと余談

その後、この辺のものは2019でFeature on Demandとして再導入されたようなので、デバイス マネージャーが使いたければまぁ後から入れられるっぽい。結局ワイプ後の再構成の時はそれ知らんくて全部pnputilで頑張ったけど。